『木』との出逢い

私は木に絵を描いた経験は殆ど無かったのですが、
2006年2月、思いつきで木製ミニチュアハウスを創ってみました。
通っている木工家具工房にある端材を電動糸ノコギリで小さな家形に切って、
表面にやすりをかけて整え、オリジナルトールペイントにチャレンジ。


こちらが「木」と私のイラストの出逢いとなった記念すべき1点です。



私は絵を描く時はたいてい完成イメージが無いまま着手します。余程のことがないと下書きもせずに直に筆やペンを入れてしまいます。本当はもっと慎重にやるといいのかな・・・とは思うけれど、描きながら次を考えつつ仕上げることが多いです。
トールペイントの手順としては、ジェッソ(下地)→アクリル絵の具でお絵描き→透明ウレタン塗り。

初めに「赤い屋根!」となんとなーく決め、バババッと屋根をクリアな赤でペイント。あとは色や構図のバランスを見ながらいきあたりばったりで描き足していきました。大きさは8cm×6cm×3cmくらい。


好きなだけ時間をかけてちまちまと細かく描き込んでいく過程が、
ものすんごく楽しいんですよね。